表題作落花の雪に踏み迷う
- 攻近本達臣(ちかもとたつおみ)
- 実業家
-
- 受橋本廉(はしもとれん)
- 花街の用心棒
-
あらすじ
母は街一番の美貌を謳われた芸妓。その母に生き写しの橋本廉(はしもとれん)は、客として花街にやってきた学生・近本達臣(ちかもとたつおみ)と出会い、急速にひかれあう。ふたりは街を出て共に暮らそうと誓いあうが、約束の日、達臣は現れなかった。桜の花弁舞う中、廉はいつまでも待ち続けた―。その日から二年。達臣を忘れ、街で生きることを決めた廉は、娘を買いに訪れた寒村で、鉱山社長となった達臣と再会する…。著者初の時代物、大正花街純愛節。