表題作すずろ古書譚
- 攻元 智果(はじめ ともか)
- 高校生→大学生
-
- 受砂子(いさご)さん
- すずろ古書店店員
-
あらすじ
GUSHレーベル屈指のストーリーテラーが贈る‼︎
101冊の全集が俺とあなたを繋いでいく
古書店勤務の青年と常連客の純朴な高校生。
小さな古書店で紡がれる101の秘め事。
その視線には気づいていた。本棚の陰から様子を窺って、盗み見る視線――。
すずろ古書店で働く砂子(いさご)には気がかりな客がいる。高校生のトモだ。彼は101冊の全集を1冊ずつ買い求めにくる常連だった。本を1冊買う度に、トモへ1つ質問をする秘密の愉しみ。少しずつ全集は数を減らし、2人の距離は近づいていく。そんなある日、古書店のオーナーが倒れてしまう。いずれは閉店もやむを得ないと砂子が口走ると、トモの顔が近づき唇が触れて――。